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TED・YouTube・書籍から学んだこと + Diary in English

嘘見抜け 素直にもなれ 嘘つくな

 

記事タイトルの「嘘つくな」はさすがに言い過ぎですね。
ちょっと後悔したくなるようなタイトルですが・・・
でも嘘は見破れやすいということを、このTEDの動画では教えてくれます。
ですので仕方なく嘘をつくときは、見破られる覚悟を持っておいたほうがよさそうな気がします。

このTEDの動画によりますと、私たちはコミュニケーション機能も含め、脳の5%の認知機能しか意識的にコントロールできないとのこと。
残りの95%は無意識に起こっているため、嘘をついているときの決まったパターンがあるため、見破る方法があるのだそうです。

1.Minimal self-reference
嘘をついているときは自分のことについて言及する回数が減る。
代わりに他人を(名前ではなく)三人称で用いたりする。

例:
No party took place at this house
I didn't host a party here


2.Negative language
嘘をつくときはネガティブになりがち。
(理由:嘘をつく人も無意識的に嘘をつくのは悪いことだと思うから。)

例:
Sorry, my stupid phone battery died. I hate that thing.


3.Simple explanation
嘘をついている人は簡単な言葉で物事を説明する。
(理由:脳にとって複雑だから。)

例:あるアメリカ大統領が次のように言い張ったことは有名
I did not have sexual relations with that woman.


4.Convoluted phrasing
嘘をついている人は説明は簡単にするが、長い複雑な文の構造を使う傾向がある。
不要な単語を入れて、嘘を繕おうとする。
(動画では別のアメリカの政治家の例を挙げている。)

 

所感:

特に4番なんかは、日本の政治家のことも脳裏に浮かびますよね。
どこの国でも同じなんだろうか・・・

 

きっと人生において、嘘をつかないで生きていくことは無理なような気がします。
もしかしたら気を利かせて嘘をつく必要がある状況も出てくるでしょうし。
また、自分自身を守るための嘘も、完全に避けることは出来ないかも知れません。

 

でもその時は少なくともバレる可能性も意識しておいたほうがいいかも。
そして嘘を見破る方法は知っておいておいたほうがいいかも。

 

P.S.

ちなみに嘘に関するTEDのスピーチで再生回数が多いのはPamela Meyerさんのようですね。TEDのサイトによりますと、3100万回も再生されているそうです。

www.ted.com

また、調べましたところ、Pamela Meyerさんは出版もされているそうです。和訳はなさそうですが・・・