スピーチマーク

TED・YouTube・書籍から学んだこと + Diary in English

後悔は グッドライフの レシピです

 

このスピーチは以下のように始まります。

誰にでも後悔はあり、後悔が我々を人間たらしめています。(0:24)
→後悔を正しく理解し、より良い人間になろう (0:41)

 

そして以下のように続きます。

105か国から約1万6000件もの後悔を収集してわかったこと。
→国による差はほとんどなく、4つのタイプに集約でき、それが繰り返されている。

 

1.人生の基盤への後悔
人生の基盤(経済面、健康面など)を築き上げる選択をしてこなかった。
「ちゃんとやってさえいれば」という後悔。

 

2.勇気への後悔
「デートに誘えずに後悔」、「起業したくても勇気が出ずしなかった」、「あのとき自己主張すればよかった」など。
圧倒的にこのタイプの後悔が多い。
実際に勇気を出してやった人は、例えそれが失敗になってしまったとしても、後悔する人は少ない。
「思い切ってやればよかった」という後悔。

 

3.道徳への後悔
人として正しい道から外れたことをしてしまったことへの後悔。
「窃盗」、「不倫」など。
「正しいことをすればよかった」という後悔。

 

4.失った繋がりへの後悔
人間関係があったのに失われてしまった。
連絡を取るのは気まずくなり、連絡しない日々が続き、次第に連絡が取れなくなった。
「連絡を取ればよかった」という後悔。


この4つのタイプの説明のあと、ダニエル・ピンクさんは後悔について以下のように説明されています。

(5:55)
後悔は良い人生のネガ像として機能している。
すなわち、何に対して後悔していることがわかれば、何が自分にとって一番大切にしているのかがわかる。
後悔は良い人生への道しるべ。良い人生とは何かを知ることができる。


そしてスピーチを以下のように締めくくられてます。

(7:28)
だから自分自身の後悔を見つめ直してほしい。
そうすれば良い人生へと導かれるでしょう。


後悔って、自分を知ることができる素晴らしいツールですよね!
素晴らしいスピーチ!
後悔は グッドライフの レシピです。


PS.ダニエルさんは本も出版されているようです。
和訳はなさそうですが。。。 ↓