スピーチマーク

TED・YouTube・書籍から学んだこと + Diary in English

雑談の ウォームアップを 音読で

今日はまだ読み終わっていない本の紹介です。

以下の本(better small talk)は和訳版はないようでしたが試し読みで見たところ、それほど難しくなさそうと思ったこと、またキンドル価格は安価であったこと、アマゾンのサイトには多くのレビューが残されており、評価も高かったことを理由に購入してみました。 

 

https://m.media-amazon.com/images/I/51aFp1CCP+L._SL500_.jpg

 

私は性格的にあまり多くを語るタイプの人間ではないため、雑談(small talk)に興味があります。

恐らく日本でもこの類の本はたくさんあると思いましたが、たまたま上記の本を目にし、買いたくなりました。

ただ正直「殆どが一般論で埋め尽くされているんだろうなぁ」と当初はあまり期待していなかったのですが・・・ Chapter 1から既に面白いと思ったことが1つ書かれてあって・・・ まだ本を読み終わっていないのですが、どうしても先に紹介したくなった次第です。

 

私が気に入った箇所を要約すると、以下のような感じです。

 

 人(特に初めての人)との交流を目的とする雑談において、体と心のウォームアップをすることはとても重要です。日頃からウォームアップを行い、「喋る筋肉(speaking muscles)」で使う体と心を整えましょう。

 

 ウォームアップには音読がとても有効です。音読するときは以下のことに意識してください。

 

  • 読むものは例えば「オズの魔法使い」のような物語など、登場人物が数名でてくるものを選びましょう。(ちなみに「オズの魔法使い」はパブリックドメインです。著作権が発生しません。)
  • 特にそれぞれの登場人物のセリフは、たくさん感情を込めて音読しましょう。叫んでみたり小声で話してみたり、変化を効かせて個性を出しましょう。
  • 園児にお話を聞かせる感覚で音読しましょう。

 

 そうすることで声や息づかいのウォームアップができます。

 

本の中では「オズの魔法使い」が練習用として一部掲載されていて、それもいいのですが・・・ 英語でウォームアップするなら Channel-Phrasalverbs's blog  も最適ですよ。

Phrasal verbs(句動詞)をふんだんに使って「チビのストーリー」を構成されています。

ブログ記事にはネイティブによる発音の見本もYouTube動画で貼ってあるので、英語の勉強に最適!

私も利用しています。

 

実は私、もともと音読が好きなんです。

20年くらい前でしたでしょうか、大反響の書籍「声を出して読みたい日本語(斎藤孝 著)」を買って音読をしたら、なぜか心がとても落ち着くんです。

それ以来、音読のファンになったのですが、更に「大人のための会話の全技術(斎藤孝 著)」によると、語彙力アップに新聞を音読することもお勧めなのだそうです。

ですが今回の本は「物語を人に聞かせるように音読する」ことをお勧めしていて、今まで聞いたことがなかったので、とても感動しています。

 

また今回の本を読んでいる途中、過去にアップした声の準備運動に関する記事「スピーチの 前にボイトレ 念入りに」や、パブリックスピーキングを自信もって話せる人の特徴を紹介した記事「自信家は 上手く臓器を 意識する」を思い出しました。

今回の本がこれらの記事に繋がったような気がします。

 

この本、きっと他にも有力情報があるような気がします。

何か見つけたときには、またブログにアップしようと思います。

 

なお、今回の記事にはタグに「#コミュニケーション」を付けた他、「#プレゼン技術」も付けました。

プレゼンの前に心を落ち着かせることが出来る他、ボイトレにも役に立ちそうな気がします。