スピーチは 肚を落として 語るべし
今日も以下のTEDから学んだことを書きます。
ですがTEDはTEDでも今日は日本語のスピーチ!
日本語の素晴らしいTEDスピーチもたくさんありますので♪
上記のTEDスピーチでは劇団四季で主役を務めた佐藤政樹さんという方が、演劇の世界を介して「感動を創造する言葉の伝え方」を教えてくれます。
これはもう必見!だと思います。
今回の動画を私は以下のように学びました。
- 演劇の世界(ダンスやミュージカル)では、語るときや歌やダンスをするときに、頭・胸・肚(はら)のどこに意識が持っていくかで観客への伝わり方が異なる。
演劇の世界では「肚(はら)」が基本中の基本。- 日本語では深いコミュニケーションを取る時や一歩深い自分自身の想いを相手に届ける時に、「肚」というキーワードをたくさん使う。
「肚を割って話す」、「はらわたが煮えくり返る」、「肚を決める」、「肚をくくる」、「肚に落ちる」など。
なぜならば日本では「肚」が自分自身の命を輝かせる起点と考えてきたから。- スピーチをするときも同じことで、語るときの意識の置き所を「肚」に落とし込むと、「なんかあの人、説得力があるよね」、「なんかあの人、据わってるよね」と相手から思われるようになる。
語るときの意識の置き所を「肚」に落とすということを言い換えるならば、言葉の発する理由を「実感して語る」ということ。
メモを読んでいるだけの語り口ではなく、必死に言葉に感情を込めようとするのでもなく、言葉の発する理由を「実感して語る」と相手の心に響いてくる。
動画では頭・胸・肚(はら)のそれぞれに意識を向けたときのデモンストレーションを佐藤政樹さんがやってくださいますので、その違いを是非とも皆様にも動画を観ていただきたいです。