その恐怖、変化を起こす 招待状!
今日は久しぶりにTEDスピーチから学んだことを書きます。
演説者はアリソン・フェリックスさん。
アメリカの陸上選手で、TOKYOオリンピック2020でも金メダルを取った方です。
スピーチでは、そんな栄光に輝いた方の苦痛の体験を語られれてます。
妊娠をきっかけに起きた名門スポーツメーカーとのいざこざ。
そしてスポンサーから離れることを決断した勇気。
経緯を詳細に綴らたスピーチは感動的で、ぜひ皆様にもご覧いただきたいと思います。
このブログ記事では、スピーチの中で私が感動した箇所を復唱します。
- 自分自身を、自分の価値を、そして自分の値打ちを信じる勇気を持てれば、あとは簡単。
恐怖を克服し、自分のため、そして時には誰かのために変化を起こす。
その方法が分かるようになるのは、覚悟を決めた時なのだ。- その恐怖の感覚は変化を起こすための招待状。
その気持ちを認め、勇気を出して立ち向かい、前に進むために戦おう。
簡単には行かないし、怖くなる、声も震えることだろう
それでも絶対に約束する。 それだけの価値があるのだと。
この「その恐怖の感覚は変化を起こすための『招待状』」の表現に感動しますよね。
『招待状』かぁ・・・
恐怖を感じたときにいったん立ち止まって、この言葉を思い出したい。
そう思わせるスピーチです。
将来の 自分に感謝 されるため
今日もTEDスピーチから学んだことを書きます。
上記のスピーチのタイトルは「You don't actually know what your future self wants」。
「未来のあなたは何を望んでいるのか、あなた自身でさえ知らない」と言えばいいでしょうか・・・
英語スピーチですが新しすぎて、どの言語にもまだ翻訳されてません。
ですので理解するのはとても難しいです。
でも素敵な内容だったように思えたので、自分なりの解釈を学びとして書いてみます。
10年前の自分、更には20年前の自分は今の自分を見て、どう思うだろうか?
過去の自分には今の自分を想像することは出来なかったであろう。
すなわち、人にはパラドックスが生じるのだ。
パラドックスとは、過去を振り返れば自分の今の姿に大きな変化が見える一方、未来の自分は今と同じと想像しがちになることである。
このことから「未来の自分は今の自分とは別人になっている」という考え方を持ったほうが良い。
そしてより良い別人になるために、お伝えしたいことが3つある。
- 好奇心を持つ続ける
友達や家族以外の人とも時間を過ごそう。
趣味や夢の追求に時間を費やし、視野を広げよう。- 謙虚さを忘れない(謙虚=humility)
生きていく過程で考え方も影響され、変わるのである。
今の自分とは真逆の考え方も、未来の自分(別人の自分)とは同じになっているかも知れない。
そのことを常に留意しておき、今の自分の意見を述べる時も謙虚さを忘れないようにしよう。- 勇敢であり続ける
挑戦して問題に直面し、心が折れそうになることもある。
確かに今日の自分には能力がないのかも知れない。
でもそれは、明日の自分に能力がないという意味ではない!
挑戦に対し、勇敢であり続けよう。
この3つのことができれば、20 年後、30 年後の未来のあなたは、今のあなたにこう言うだろう。
「ありがとう」
この「ありがとう」が素敵ですよね!
私も未来の私から「ありがとう」と言われたい!
すばらしき 互いの夢を 語ろうよ!
今日は以下の日本語TEDスピーチから学んだことを書きます。
上記のスピーチのタイトルは「思うは招く」。
再生回数はなんと、670万回。
日本語のTEDスピーチとしては驚異的な再生回数です。
(ちなみにこのTEDスピーチは8か国語の字幕が選定できます!)
このスピーチは感動的で「Must watch!!」なので、ぜひこのブログ記事で紹介したいと思います。
とは言っても今回のスピーチの内容が濃すぎるので、ここでは私自身が学んだことを割
愛しながら書いていきます。
その前にスピーチの入り方がとても素晴らしかったので、そこから・・・
おばあちゃんから本から勉強をする大切さを教わって本が大好きになり、おじいちゃんの影響(アポロの月着陸)で宇宙に興味を持つようになり、宇宙について自分なりに一生懸命勉強していた少年。
そして中学生になるころには飛行機やロケットの仕事をするという夢を抱いていた。
だが中学校の先生に言われた。
「そんな夢みたいなことを言っていないで、テスト勉強をしなさい。そもそも宇宙なんてよほど頭が良くないといけないし、お金もすごくかかるんだ。お前なんかににできるわけない。」
それでもめげずに宇宙の勉強をしたが、「そんなことをしてて大丈夫か」と友達や先生から言われいき、どんどんひとりぼっちになっていき、自分の好きなことを人に喋ることができなくなっていった。
でもそんな僕を助けてくれた人たちがいた。
彼らも誰にも信じてもらえない人たちだった。
応援もしてもらえなかった。
でも彼らは一生懸命頑張った。
だから僕は頑張れた。
自分の好きなことをもっと好きになり、もっと伸ばしていった。
ここから感動的な学びが始まります。
まず1つ目。
先生は「どーせ無理」という言葉をよく使っていた。
「どーせ無理」という言葉が恐ろしい言葉だと思った。
これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉。
これを唱えるだけで何もしなくて済んでしまうから。
とても楽ちんになれる恐ろしい言葉でもある。
「どーせ無理」のような言葉で未来を諦めさせられた人たちは自信を失う。
でも人間は生きていくためにはどうしても自信が必要。
自信を無くしてしまった人の中にはお金で自信を買うようになって身を飾るようになったり、それを自慢しなければいけなくなったり、人を見下さなければいけなくなってしまったり、また他の人が頑張ったら困るから努力を邪魔するようになってしまう人もいる。
こういう人が皆さんの身の回りにも、もしかしたらいるかもしれない。
でもその人たちは自信をなくしてしまったかわいそうな人たちなのだ。
その人たちが自分の自信を守りたくて、しょうがなく他の人の自信を奪っているのかも知れない。
僕の経営する会社にアフリカの人たちが来てくれ、教えてくれた。
アフリカでは自分なんて勉強したってムダ、努力したってムダだと言い、自分の未来や可能性を諦めてしまった人たちが、最後には人を殺して奪うようになるのだそう。
なぜなら頑張れないから、生み出せないから、奪うしかない。
暴力で奪うこともできる。
他にも嘘をついたり、弱いふりをしたり、騙したりして奪うこともできる。
でもみんなで奪い合っていたら社会なんか成立しない。
僕はこの「どーせ無理」という言葉の恐ろしさを知った。
とても身に染みるスピーチです。
この時点では、このブログ記事のタイトルを以下のようにしようと思いました。
- 「どーせ無理」 自信失う 恐ろしさ
私の学びはまだここでは終わりません。
だからこそ僕は「どーせ無理」という言葉をなくそうと思った。
これがなくなったらいじめや暴力や戦争がなくなるかも知れない。
児童虐待もなくなるかも知れない。
だから僕は「どーせ無理」と思われる宇宙開発をしようと思った。
でも僕はロケットは危ないことを最初から知っていた。
でも神様が北海道大学の永田教授に合わせてくれた。
永田教授に安全なロケットを研究していた。
だがお金がなくて諦めようとしていた。
一方、僕はお金がないけど物が作れる。
そんな二人が出会った。
僕と永田教授は助け合えた。
なぜならば二人とも足りなかったから。
実は人は足りないから助け合うことができる。
だから足りないことをバカにしてはいけない。
恥ずかしいと思う必要もない。
「何をやっても中途半端だなぁ」と自分を責める必要なんかない。
実は中途半端は、何もしない、何もできないより全然いい。
ちょっとできてるだけでマシ。
いかがでしょうか。
とても素敵だと思いませんか?
私はこの時点になると、ブログ記事のタイトルを以下のようにしようと思いました。
- 人は皆 足りてないから 助け合う
自分の足りていないところを受け入れ、勉強をする傍ら、人との出会いも大切にしたいと自分に言い聞かせたいです。
そして人と助け合いたい!
私の学びはまだ続きます。
学問というものがある。
僕らは学問を一生懸命学んできた。
学問は誰かに評価されるためのもの?
とんでもない。
学問は社会の問題を解決するために人類が生み出したものだ。
では教育とは何?
失敗の避け方とか責任の避け方という要領いい生き方を教えるためのハウツー?
とんでもない。
教育は死に至らない失敗を安全に経験させるためのもの。
でもそれがすっかりおかしくなってしまった。
なぜかというと、失敗をマイナスだと思っている大人がたくさんいたから。
その人たちがみんなの可能性と自信を奪ってきた。
でも大丈夫。
やったことないことをやりたがる人、諦めない人、工夫する人が増えればいい。
「どーせ無理」に負けない人が増えればいい。
誰が? 僕らが!
実は生まれたときから諦め方を知っている人間なんて、この世にひとりもいない。
みなさんは全員諦め方を知らないで輝いて生まれてきた。
でも僕たちは諦め方をちょっと習っちゃっているかもしれない。
そんな自分たちの自信を取り戻すための方法。
「やったことがないことをやってみよう」
やったことないことをやると失敗する。
でも失敗した自分を、逃げた自分を、諦めた自分を、責めないで。へこまないで。
失敗したときは「ただいま成長中!」といえばいい。
僕らにとって失敗というものは、より良くするためのデータに過ぎない。
失敗って成長には欠かせないですよね!
そこでこのブログ記事のタイトルを以下のようにも考えました。
- 失敗は 向上サプリ それだけだ
失敗は成功へのサプリメントです!
そしてスピーチの最後の部分でも私の学びがあります。
これから先、僕らがやっていくべきことは、できない理由を探すことではない。
できる理由を考えること。
「思い続ける」は大事。
「だったらこうしてみたら?で夢は叶う」
互いに夢を喋って、互いに「だったらこうしてみたら?」って言ったら全員の夢がかなう。
素敵なエンディングです。
この部分では以下のようなブログ記事のタイトルを考えました。
- すばらしき 互いの夢を 語ろうよ!
今回のスピーチは私にとって4つもブログ記事のタイトルを考えさせる学びの深いものになりました。
このブログ記事で紹介した私の学びは随分と割愛してますので、ぜひ皆様にもスピーチを観ていただきたいです。
やる気わく 自身のAMP(アンプ) 把握にて
今日は意欲の湧かせ方に関してのTEDスピーチから学んだことを書きます。
上記のスピーチのタイトルは「やる気に関する驚きの科学」。
英語スピーチですが日本語字幕がついているので助かります♪
スピーチでは従来のビジネスの考え方を科学的に持っていくことの重要性を語っていますが、ここでは結論のところで私が学んだことを書きます。
やる気を引き出す動機は、内面にある「自主性・成長・目的」の3つの要素から来る。
- Autonomy(自主性)
自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求。- Mastery(成長)
何か大切なことについて上達したいということ。- Purpose(目的)
私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという切望。
グーグルの「20パーセントの時間」がAutonomy(自主性)の良い例。エンジニアに 仕事時間の20パーセントを何でも好きなことに使えるようにさせたことで、Gmailといったような主力製品が数多く生み出された。
「自主性・成長・目的」の3つの要素をビジネスに応用すればほとんど例外なく生産性は上がり、雇用期間は長くなり、社員満足度は上がり、離職率は下がる。
いかがでしょうか。
やる気の源は内面から来るってよくわかりますよね。
私も自分の心に耳を傾けて、自分の「自主性・成長・目的」は何なのかをよく把握したいと思います。
初めから 他者の発言 否定しない
今日も短いブログ記事を書きます。
またどうしても記録に残したいTEDスピーチがありまして。
今日は以下のTEDサイトの下のほうに埋め込まれている動画から、学んだことを書きます。
私にとって感銘を受けたところを以下に示します。
人は何かのアイデアを話したときに最も気にすることは、自分の言ったことが相手の考えを変えるほど意味を持っているかどうかということ。
そうでなかったら会話に何の意味を持たない。
全くその通りですよね。
だからこそ仮に意見があまり合わない人との会話でも、初めから否定の気持ちで聞いてはいけないのだと思います。
思い込み(バイアス)が脳内に渦巻く中で人の話を聞くと、内容を完全に理解できないままで返事をすることになりますしね。
あと今回の動画を観て、私が以前書いた以下のブログ記事のことを思い出しました。
「知的謙虚」の大切さ。
もしかしたら自分の考え方が間違っているかも知れないという姿勢で、相手の意見を聞き入れること。
こういう謙虚さがないと、良い人間関係はなかなか築けないような気がします。
独りでは 夢の実現 成し得ない
今日のブログ記事は短いものです。
下記のTEDスピーチで「その通り!」と思ったことがあったので、どうしてもここに記録を残したくて。
私が記録に残しておきたいと思ったのが下記です。
誰も独りでは成功し得ない。 時間を割いて本物の心からの人間関係を築く努力をするほど夢の実現に近づく。 自分を応援し努力を支えてくれる人が周りにいるという安心感を持って、大きなリスクに挑むことができるのだ。
これこそ私たち人間がなぜ良い人間関係を築く努力をするのか、説明がつきますよね。
とても大切なことです。
あらかじめ 「知的謙虚さ」 自問せよ
今日は以下の英語TEDスピーチから学んだことを書きます。
上記のスピーチのタイトルは「How to disagree productively and find common ground」。
「生産的(建設的)に議論して合意できる点を見つける方法」です。
私は今回、特に「知的謙虚さ(intellectual humility)」のところで感銘を受けましたので、その辺のところで私が学んだところを書いていきます。
- 「知的謙虚さ(intellectual humility)」のスキルがある者は、持論を客観的に評価することができ、仮に持論と矛盾する証拠が出てきてもあまり防御的にならない。
- 持論の不確かさに謙虚になろう。自分の考えが変わるとしたらそれはどんなことでなぜなのかを自問しよう。
- 自分が間違っている可能性をあらかじめ認めておけば、自分の気持ちを変えるのに何を話す必要があるのかが見えて討論がしやすくなるし、仮に間違いという結論に達したとしても受け入れやすくなる。生産的に議論がしやすくなる。
いかがでしょうか。
私は今回のTEDスピーチを大変気に入りました。
この「知的謙虚さ(intellectual humility)」を何としても自分の中に取り入れたいと思います。
そのほうが間違った考えに意固地にならなくて済むし、何しろ潔くて格好いい!!