繰り返そう あなたに合った 学習を
今日は以下のTEDスピーチから学んだことを紹介します。
このスピーチの題名は「この講演で、あなたの脳は変わる」。
内容は日本語字幕付きで観ても難しいと思いましたが、とてもモチベーションが上がりました。
演説されてる方は脳の研究者で、脳卒中の研究の中で判明したことを私たち素人にもわかりやすく説明されてます。
内容は難しかったですが、私は以下のように理解しました。
1.私たち人間は学んでいる間、脳では3種類の変化が起きている。
1. 化学的変化
2. 構造的変化
3. 機能的な変化
「化学的変化」は短期記憶の段階で、覚えてもすぐ忘れてしまう状態。
長期記憶にまで持っていくには「構造的変化」を起こす必要があり、練習の繰り返しのみそれが可能。時間を要する。
更に練習を続けると使われている脳の領域は興奮が起きやすくなり、脳はその領域が活性化するための条件を変える。すなわち「機能的な変化」が起こる。
2.学びに万能なアプローチは存在しない。 (There is no recipe for learning.)
同じ学習方法でも、学ぶ速度は人によってさまざま。
あなたの脳が唯一無二であることを認識し、あなたに合った学習方法も検討すべき。
3.脳の変化は年齢に制限されない。
また何等か不幸によって脳に損傷を負ったとしても、脳の再構築は脳の回復を助ける。
まとめ:
学びは脳が必要としていること。
自分にとって何をどう学ぶのがベストなのか研究してみよう。
そして脳にとって健康的な行動を繰り返そう。
以上が私の今回の学びですが、いかがでしたでしょうか?
私は今回の動画を観て、学びたいクセをつけたい、そして地道な努力を惜しみたくないと思いました。
そしてできれば高齢になっても学びを続けたいですね。
4・5回に 1回できたら 褒めてみて
今日は以下の書籍から学んだことを紹介します。
この本の題名は「The Art of Saying NO」。
どうしたら気が引けることなく「ノー」と言えるかに関して助言しています。
洋書ではありますが、アマゾンで試し読みしたところ英語はそれほど難しくないように見えたことと、アマゾンでの評価が高かったこと、あとキンドル版は安価だったので途中で挫折したとしても落ち込まないでいられそうと思ったので購入しました。
安価のわりには読み応えがあり、ようやく読み終えました。😊
この本、すごく切実な思いで書かれているんです。
「スポーツは筋力を鍛える必要があるように、『ノー』と言うときも『ノー』と言う筋力が必要なので鍛えましょう」とアドバイスした上で、その方法として「カフェで注文するとき、店員から他の何かを勧められたときに『ノー』と言う練習をしましょう」だとか、「セールス・勧誘の電話がかかってきたときに『ノー』と言う練習をしましょう」って書かれてるんです。
それが練習になるってすごく切実だと思いませんか?
私にもそんな時代があったっけ・・・
この本は、刺さる人には思いっきり刺さるんだろうなと思いました。
この本には相手の依頼を断るときに、正当な理由があるのに躊躇して断れない人に向けてヒントがふんだんに記載されています。
今の私は正直それほど躊躇しないのですが、以下のキーワードが私にとって勉強になりました。
- genuine, sincere(誠実な)
- graceful(上品な)
- 決して嘘を作り上げない
きっと私は人の心を理解していないし、相手への思いやりがないから勉強になったのでしょうね。。。
あともう1つ私にとって勉強になった言葉があります。
「アサーティブ」。
最近の日本語はカタカナ語がどんどん増えてますよね。
私のいる環境では、たまにこの「アサーティブ」という言葉も聞こえてくるようになってきたので、「何それ?」って思ってました。
なので今回の本は、ちょうど良い機会になりましたよ。
「アサーティブ」とは対照的に「アグレッシブ」と言う言葉もあるのようで、本ではその違いについて述べられてます。
私が理解するに、アサーティブな人は意見が食い違う人と話す時はちゃんと相手の主張を聞いてから自分の意見を述べたり、グループディスカッションでは他人の意見に敬意を払ったうえで自分の意見もしっかり述べることをいうそうです。
一方、アグレッシブの人は主張が強引な感じ。
どうやら「アサーティブ」とは、言いにくいことでも正しいと思うことを率直に伝えるコミュニケーションスキルのことのようです。
確かに全ての考え方が一致している人なんているわけはないんだから、良い人間関係を築き上げるためにも「アサーティブ」は習得しておきたいスキルですよね。
突然ですがここでこの記事のタイトル「4・5回に 1回できたら 褒めてみて」に話を移します。
実はこれ、本からではなく、森岡毅さんがゲスト出演していたテレビ番組を観ていたときに得たヒントでして。
録画したわけではないのでうろ覚えで書くのですが・・・
森岡毅さんがあらゆる人の相談に乗る企画で、その中の相談者の一人が会社の社長さんだったのですが、よく遅刻する部下に対して注意することができない、という相談内容だったんです。
当然ながら森岡毅さんは部下に優しい言葉で注意を促した方がいいことをアドバイスするのですが、その上で森岡さんご自身の「頭でわかっていても実行に移せなかった」苦い経験も語り、以下のようなアドバイスをしたのです。
頭の中でわかっていても実行に移せないのは、頭の中の回路が出来上がっているということ。
そんなときは諦めずに何回でも挑戦し、5回のうち1回でも実行できたら自分を褒めること。
そうすることで次第に実行できている自分になっている。
その後のナレーションで、「最初から5回の内、5回成功するのは無理。最初は5回やって1回でもできたら自分を褒めましょう」と流れました。
森岡毅さんって、すごいですよね~。
修羅場をくぐり抜けてきたというか、挫折を経験した方じゃないと、こういったアドバイスはできないような気がします。
難しいシチュエーションの中での「アサーティブ・コミュニケーション」。
これが1回でも出来たと思ったら自分を褒めてみたいと思います。
リーダーは 信念示せ そこからだ
今日は以下のTEDのスピーチから学んだことを紹介します。
このスピーチの題名は「How great leaders inspire action」。
語っている方はサイモン・シネックさん。
TEDのサイトによりますと、このブログ記事を書いている現在、再生回数はおよそ5900万回ようで、第3位のようです。
ちなみにYouTubeで「Simon Sinek」と検索すると、サイモン・シネックさんの講演の動画がたくさん出てきます。
どのYouTube動画も驚異的な再生回数です。
今回のTEDスピーチでは、優れたリーダーはいかにして人の心を動かす(inspireする)のかを熱弁しています。
「おおよその人は、What(何を)⇒ How(どのように)⇒Why(なぜ)の順序で語る一方、優れたリーダーは、Why(なぜ)⇒ How(どのように)⇒ What(何を)の順序で語る」のだそうです。
私はこの「Why(なぜ)」を「信念」に置き換えると、話がしっくりくるような気がします。
リーダーの「信念・使命感・大儀・責務」に部下からの共感を得られたとき、それが大きなパワーとなって成功に導かれるのだろうと思います。
何をどのようにするのかは後から付いてくるんですよね、きっと。
ですのでリーダーは「人を動かす」よりも「人の心を動かす」と表現するほうが、より正確に伝わると思います。
またこれは何もリーダーに限ったことではないような気がします。
私は何の信念を持っているのだろう?
少なくともこのブログに関しては、私自身が感動したスピーチを読者の皆様が思わず再生したくなるような紹介記事を書けるようになりたい。
そんな熱意をもって、今後も書き続けたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
睡眠は アルツハイマー 予防にも
今日は以下のTEDのスピーチから学んだことを紹介します。
このスピーチの題名は「What's the connection between sleep and Alzheimer's disease?」。
発表されてる方は恐らく超著名な科学者で、科学者ではない人でもわかりやすく語りかけてくれていると思います。
それでも私には内容は難しいですが、私のレベルで理解するに、どうも近年、アルツハイマーと睡眠には関係性があることが判明したらしいんです。
私の低レベルの解釈はこんな感じです。
- 脳には(アルツハイマーの原因となる)ゴミを掃除してくれる機能があり、質の高い睡眠の中で活発に動き出す。
- アルツハイマーは高齢になるとかかるリスクが高くなるし、かかると治療が恐ろしく困難。
- 高齢になってからアルツハイマーを治療するという考え方から、中年期に睡眠の質を高めることでアルツハイマーを予防できるようになったらどうだろう?
睡眠ってこんなにも大切なんですね。
そういえば最近、本屋でも睡眠に関する本を目にすることもあります。
アルツハイマーの予防のためにも規則正しく生活し、睡眠時間もしっかり確保したい。
今回のスピーチでそう思いました。
自分とは 違うタイプと 組んでみて
今日はTED@IBMからのスピーチから学びましたので紹介します。
このスピーチの題名は「Be an opportunity maker」。
チャンスを生み出す人になろう!です。
それには先ず「誰もが他の誰よりも優れたところがある」ということを認識すること。
そして「周りにいる共通の興味や目標を持っている人たち」と繋がり、「一人ではできないこと」を 成し遂げることです。
ですが、チャンスを生み出せる人と生み出せない人では、決定的に違うところがあります。
それは、チャンスを生み出せる人は 自分と違うタイプの人たちを積極的に求めて人間関係を築いています。
彼らはそうすることで「より多くのチャンスを掴むことができる」ことを心得ているからです。
彼らは「違うこと」を恐れません。むしろ、そこに魅力を感じます。
彼らは「自分の一番の長所に常に磨きをかけ」、仲間と「お互いに関心のある分野の要所を繋ぐ」ためコミュニケーションをとります。
彼らは「お互いの行動を見習うこと」に気を配ります。
ですので「人脈の広さ以上に大事なのは、お互いの長所を繋ぎ、それを生かす能力」なのです。
以上が私の学んだ箇所ですが、いかがでしたでしょうか。
いかにも「ダイバーシティ」の重要さが伝わってきますよね。
また、先日の「否定され ムキにならずに 学び得る」の記事で紹介したドラッカーの名言「重要なことは意見の不一致が存在しないときは決定を行わないことである(経営者の条件)」にも関連するようにも思われ、今回のスピーチにも感激しました。😊
否定され ムキにならずに 学び得る
今日のの記事は久々に私の好きなYouTubeチャンネル 仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太 からです。
今回は『【仏教の教え】あなたの意見を否定された時、どんな対処をすればいいか』
のスピーチから得た私の学びを共有します。
先ずは何よりもムキにならないこと。確かに腹を立てるのは「百害あって一利なし」ですからね。仏教ではムキになることを「怒りの心」が起きるというそうですが、その原因は
① 評価されたいという欲(名誉欲)が否定されたとき
② 自分が正しいという自惚れが否定されたとき
と教えられるそうです。
これ、いいですよね。
これさえ知ってしまえばムキになることはなさそうです。
そして今回、私が最も学んだと思えること。
それは「どんな意見にも一長一短があり、自分の意見は一長が見えても一短が見えず、他人は一短も見えるから意見する。自分の見えない欠陥を教えてくれるのはありがたく、それを学びにする精神が大事。」ということです。
これは大変ありがたいお言葉。
もうムキになるとか、そんな低レベルにはならないような気がします。
あと、菊谷さんはドラッカーの本の中の一節も紹介してくれたのですが、その内容が凄い!
「重要なことは意見の不一致が存在しないときは決定を行わないことである」
(「経営者の条件」)
これって要は、一長一短の一短がまだ見えてないということだから、更なる議論が必要っていう意味のようです。
こんな器の広い経営者っているんだろうか、って思えるほど凄い。
これが私の今日の一番の学びです。
意識しよう 不快受け入れ 成長を
今日はTEDのスピーチ「快適さが人をダメにするのはなぜか」から記事を書きます。
内容を以下のように要約してみました。
成長の法則を紐解く輪(Growth Rings)
① 停滞(Stagnation)の輪
成果も成長も乏しい環境。
創造性や自立した考え方、行動を殺してしまう状況。
② 混純(Chaos)の輪
「停滞」の正反対。自然災害など。
先が全く見えず、自分が行動を起こしても結果に結び付かない状況。
③ 秩序(Order)の輪
自分の行動や今いる環境で起こっていることが想定内の結果につながる状況。
快適だが危険。
同じことをずっと継続したり、何かについての考え方を変えずに維持すると、いずれ成長が止まってしまう。
④ 複雑性(Complexity)の輪
不快さに襲われたように感じる状況。
「秩序」が乱れ、結果が予測できなくなる。
しかし不快を意識して認めることで、力が湧いてくると実感できる。
成長を継続させるには自分を「複雑性の輪」におくべき。
不快を歓迎できるようになるべきなのだ。
複雑性を自分に持っていくきっかけは、選択の余地なく起こる場合や、親や先生に導かれる場合などがあるが、もし今あなたが「秩序の輪」にいて「複雑性の輪」の要素が全くないときは、自ら「複雑性の輪」を招くべきだ。
毎日を同じルーチンで生活をするのは快適であるが、危険なのだ。
今回のスピーチは正直言って私には難しい内容でしたが、1つだけ感想があります。
「もし今が辛いのなら、それはきっと自分が成長過程にいるからだ」と思うようになりました。
そんな気づきを与えてくれたスピーチです。