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TED・YouTube・書籍から学んだこと + Diary in English

多趣味だと 共通話題 作りやすい

この記事のタイトル、本当は「多趣味だと」よりも「好奇心旺盛な人は」と表現したかったのですが文字数が・・・
もしくは「物知りは」のほうが良かったかな・・・

 

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今日の記事は先日の「雑談の ウォームアップを 音読で」の記事で紹介した本の続きです。
そのときはまだ読み終えてませんでしたが、昨日ようやく読み終えたので。

 

この本にもやる気を引き起こさせようとする記述があり、私も気に入りました。
この記事ではその箇所を中心に書いていきます。

 

この本はタイトルで示されている通り、small talk(雑談、会話)に関して助言する本です。
「会話では似通っているところを探り、そこから繋がるように進めていく。」
どこか他の本でも書いてありそうなことがこの本にも書かれてますが、この本ではそれが出来るようになるには日頃どのような行いが必要かについて力説しています。

 

以下のことを常に自問自答しておきましょう。

  • あなたは他人から近寄られやすく、雑談されやすいタイプでしょうか?
  • The more interests you have, the more interesting you become.
    (多くのことに興味を持つほど、あなたご自身が興味深い人になります。)
    「狭い人生」で他人から話しかけることが難しいと思われてしまうのではなく、もっといろんなものに興味を持ち学びましょう。そしてあなたご自身をさらしましょう。知識が多い人ほど話題が豊富になり、他人から話しかけやすくなります。
  • When you are engaged, you're engaging.
    (自分を引きつけるもの(夢中になるもの)があると他人を惹きつけ、魅力ある人になります。)
    あなたご自身の熱中するものを語ると他人を惹きつける力が生まれます。熱中するものがなければ、必ずそれを見つけてください。

 

いかがでしょう?
こう書かれると、やる気が出てきますよね。
私ももっといろんなことに興味を持ち、いろんなことを学び、いろんな話題についていける人間、他人から話しかけられやすい人間になりたいと思います。

 

以上が私がこの本で最も気に入った箇所ですが、他にもあるんですよ。
やる気を出させるだけではなく、良い会話の技法もたくさん載っています。
せっかくですので、私自身が「なるほど」と思ったところをいくつか選んで要約しますね。

 

初対面の人との会話の場合、自己紹介の話題(職業、出身地、etc)はあらかじめ想定しやすいので、自分自身の回答を事前準備するのも有効です。
ただし一言で返す回答はNGで、自分自身の感情も入ったMini-storyの回答であることが必須です。
また、特に職業が特殊で相手に伝わりにくい場合は気を付けましょう。
相手は正しい回答を求めているのではなく、ただ会話を楽しみたいのです。

 

この「相手は正しい回答を求めていない」というところに考えさせられました。
確かに相手に返しが難しいと思われてしまったら、会話が続きにくそうですよね。
何か返しやすくなるような「隙」、例えば共通話題に繋がりそうなキーワードを返事の中に取り入れたいと思いました。

 

良い会話には「動き」があるものです。
例えば天気の話から会話が始まったとしても、いつまでも天気の話をすると次第に会話がつまらなくなります。
そこからどう話が広げるか、良い雑談・会話にはそれが必要です。

 

会話の広げ方が難しいと思われる方には連想ゲームが有効です。
1つの話題に対して関連する話題を3つ挙げ、3つ目に挙がった話題に対し、また関連する話題を3つ挙げる・・・ このように続けていくゲームです。

 

私はきっと、この連想ゲームは苦手のような気がする・・・😅

 

You can make more friends in two months by becoming interested in other people than you can in two years by trying to get other people interested in you - Dale Carnegie
(2年かけて他人に興味を持ってもらうより、2ヶ月かけて他人に本気で興味を持つことの方がより多くの友人を作ることになる。デール・カーネギー

 

良いコミュニケーションとは、相手の信念をどこまで理解できるかということでもあるのです。
会話するときは、自分ばかりが発言するのではなく、相手にも同じくらい主張させましょう。
そして相手の発する言葉を先読みしたり、先入観を持って聞くのはやめましょう。
決して相手を酷評したり見下したりしないように・・・それはもはや雑談・会話ではありません。

 

デール・カーネギーさんは日本でも著名ですよね。
特に「人を動かす」はしょっちゅうビジネス誌で紹介されてますし。
実は私、まだこの本はまだ読んでいないのですが、上記の格言はこの本からの引用のようです。
私自身はネットで検索して、知りました。
この箇所を読むと、「会話相手の魅力を最大限に引き出すことができるようになりたい」と思わせてくれます。

 

今回紹介しましたこの「Better small talk」という本は、特に目新しい情報が載っていた感じはありませんでしたが、「なるほど」と思わせる箇所がところどころあったので、購入してよかったと思います。