偶然が 起きたらなぜか 聞き返せ
今日も私の好きなYouTubeチャンネル 仏教に学ぶ幸福論 by 菊谷隆太 から学んだことをブログ記事にします。
上記の動画のタイトルは「偶然を味方につける方法」。
今回は以下のように学びました。
1. そもそも偶然とは
仏教の教えでは「何の原因もなく起きた」という偶然はない。
⇒因果の道理(原因と結果の法則)
因は原因
果は結果すべての結果には必ず原因がある。
ただし原因がわからないことはある。
全ての原因を知り尽くすことはできない。
2. なぜ(原因が)わからないのか複雑な網の目のように様々な要因が絡み合って起きた結果だから。
「因果の道理」を正確にいうと「因縁果の道理」という。
因と縁が揃ったときに現れるのが結果。
因は直接的な原因。
縁は間接的な原因。
3. 偶然を味方にする方法先ず「偶然と私たちが片付けてるものも、実は原因がある」ということを知る。
そして偶然起きたことと思えるようなことにも、原因を考えてみる。
私は以前、トヨタの仕事術に関する書籍を読んだときに「なぜなぜ解析」のことを学んだことがあるのですが、今回の動画を視聴しているときにそのことが脳裏に浮かびました。
「なぜなぜ解析」は問題の原因を極限まで掘り下げて、原因の根本的なところを解決するという手法だと認識していますが、今回の動画には「なぜなぜ解析」がうまく当てはまるような気がしております。
嬉しかった偶然が起きたときは、それが偶然ではなく何度でも起こすための原因について深掘りしてみたいです。
逆に不幸な偶然が起きたときには、その偶然を起きにくくするためには何ができるのか、原因を探りたいと思います。
ちなみにですが、ビジネス誌の「PRESIDENT(2022.9.16号)」でゴディバジャパンのシュシャン社長の掲載があったのですが、その中でシュシャン社長は「根本的な原因は『内なる自分』にある」と述べられてました。
一流の経営者はさすがですよね。