知識欲 過程をもっと 楽しもう!
今日は新聞記事から学んだことを書きます。
と言うもの私の大好きな父(義父)が、私の好きそうな新聞記事を切り取って、私と会うたびにくれるんです。
ですので今日はその中の1つを選び、私の学びを書きます。
選んだ記事は読売新聞の2022年11月19日付の『失敗のすすめ~面白いことに挑戦しよう』。
ネットでも無料で読めますね。↓
どうやら中学生や高校生向けに開催されたフォーラムのようです。
ですが50代の私から見ても大変ためになる講演だと思います。
と言うのもお伝えされたいメッセージは、次世代の科学者だけにとどまらないような気がするからです。
記事には赤線をたくさん引きましたが、その中でも私にとって一番の学びになったのは3つあります。
- 「科学の教科書は分厚いが、行と行の間にはまだわかっていないことがいっぱいある。それをみつけてほしい。」
日本語ではたまに「行間を読む」という表現を聞くことがあって、海外の人たちにどう英訳すればいいんだろう?と悩むことがありますが・・・
でもまぁ、それは脇に置いといて・・・
「行と行の間にはまだわかっていないことがいっぱい」という表現の仕方が素晴らしい!と思いませんか?
科学者ってそんなふうにご自身の使命をを感じ取られ、人類文明の発展に貢献しようとされているんですね。
でも科学者でなくても人類文明の発展に貢献したい方も多いと思うんです。
私も科学者ではありませんし微力ですが、行と行の間を意識して社会に貢献したいと思わせてくれました。
素晴らしいお言葉に出会えたと思います。 - 「自分で研究しているプロセスを楽しめることがとても大切。研究プロセスには何か潜んでいる。」
「楽しいと思うこと」をやる大切さと、失敗する大切さが込められているメッセージですね。
やっている最中のプロセスを楽しめているか・・・
今やっていることは夢中になれることなのか、自分自身に問いかけるべき大切な質問だと思います。
あと質疑応答の中でも、失敗とどのように向き合うべきか?という問いに対し、「(失敗は)大事なデータを出すためのプロセスだ。プロセスを楽しむことが重要だ」という素晴らしい答えを述べられてます。
「失敗」と「楽しむ」が繋がると思わぬ結果が生み出されるのだろうなと思わせてくれました。 - 「今の時代、一人で研究できることはない」
この箇所を読んだとき、科学者に限ったことではないなぁと思いました。
大きなことを成し遂げるには協力者の存在が欠かせないことは言うまでもないですよね。
だからこそ、人間関係を構築できるための努力をしたい。
こういうの、ソフトスキルって言いますよね。
今後何をするにせよ、ソフトスキルは向上させたい。
そういう努力をすることで、きっと将来の私から今の私に感謝してくれる。
そう思わせてくれたお言葉です。
とても素晴らしいフォーラムですよね。
中高生向けのフォーラムなのに、50代の私も、人としての生き方を教わったような気がします。