失敗を 絶えず乗り越え 夢果たせ
今日は以前に書いた記事『「調子どう?」 「絶好調!」と 答えよう』の続きです。
そのときに書いた記事では、上記の本をまだ半分までしか読んでいない状況でしたが、一昨日読み終えましたので、もう一度紹介します。
後半はもっと面白くて、ちゃんと紹介せずにはいられません。
著者のJeff Kellerさんは元々は弁護士だったそうですが、そのお仕事や人生に納得できず苦悩に苛まれておられたある日のこと、たまたまテレビで The Mental Bank という通信講座の宣伝を観てそれを購入し、受講されたそうです。
その通信講座に大きな影響を受け、弁護士を辞めて Motivational Speakerとして再出発されたとのこと。
上記の本では受講後に続けていた Positive Attitude で収めた成功体験をベースに、Positive Attitude の極意を綴られています。
上記の本は Lesson 1 から Lesson 12 までの構成されており、どの Lesson も素晴らしいのですが、このブログ記事では私が特に感動した Lesson 10 と Lesson 11 を要約します。
Lesson 10: Confront Your Fears and Grow
- 成功したいのなら、自ら好んで快適ゾーンから離れなければいけない。
- 恐れることは決して間違いではない。成功者だって恐れているものはある。成功するか否かの唯一の違いは、成功する者は恐れに対して立ち向かって前に進むのである。
- 快適ゾーンの外で起こす行動は何度かやっていくうち、次第に快適ゾーンの中で起こす行動へと変化する。
素晴らしい Lesson ですよね。
いつまでも快適ゾーンでぬくぬくしていたって成功はやってこないですからね。
そして Lesson 11。
ここではハリソン・フォードの苦労話を引き合いに出されてます。
1960年代半ばの当時のハリソン・フォードは無名で、「スター性に欠けている(lacked "star quality")」と言われてたそうですが、American Graffti (1973)という映画でジョージ・ルーカス監督に抜擢され、そこで認められてスターウォーズのハン・ソロ役を得たのだそうです。
あのハリソン・フォードにもそんな時代があったとは・・・
諦めないことが絶大なパワーに変化するという実例。素晴らしいエピソードですよね。
Lesson 11: Get Out There and Fail
- 「失敗」なんてものは存在しない。あるのは他と比べて成功したという結果だけ。
- 「失敗」はそれで終わりというわけではなく、成功を得られないということではない。
- 成功を得られない唯一の原因は諦めたとき。諦めたらそこでおしまい。
そして Lesson 11 では更にこう続きます。
- 失敗は避けられるものではない。というより、成長過程には失敗が欠かせないのだ。
- 人生は wins と losses が繰り返される。失敗はいずれ成功へと導かれるのである。
以上です。
本の内容を随分と要約してしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に「諦めたらそこでおしまい」というところ(私はここでスラムダンクという漫画での名台詞「あきらめたらそこで試合終了ですよ」を思い出し感動しましたが)、素敵な言葉ですので、そこだけ原文を引用します。
The only time success is impossible is when you quit. Quitting is final.