運動が 脳の機能 良くさせる
今日は以下のTEDスピーチから学んだことを紹介します。
このスピーチの題名は「The brain-changing benefits of exercise」。
神経科学の教授であるWendy Suzukiさんが身をもって体験された「運動は脳に良い変化をもたらす」という内容のスピーチです。
動画には日本語字幕があるので、それを使いながら以下のように理解しました。
元々は研究者気質で研究室に立てこもって研究に冒頭していたら体重が増えてしまった。
これはいけないと思い、キックボクシング、ダンス、ヨガなどあらゆる運動を行った。
運動を継続していくうちに気分が良くなり、エネルギーの昂揚を感じた。
文献を調べてみると「運動は気分の改善、やる気の増強、記憶力や集中力の増強などの効果が期待できる」など、自身が身をもって体験したことが書かれてあった。
そこで自身の研究テーマを大きく変換させてまで、運動による脳への影響を研究した。
運動が脳に良い変化もたらす理由:
1.神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなど)のレベルを高める。それが気分を高め、集中する能力を高め、反応時間が短縮する。
2.運動は新しい脳細胞を作り出す。海馬の脳細胞が増え、容積が増える。それが長期記憶も改善させる。
3.長期に渡る運動の継続によって神経伝達物質の増加が長続きする。
筋肉を鍛えるのと同じように、運動をすればするほど海馬と前頭前皮質が大きくなり強くなる。
そのことによって、認知症やアルツハイマーを遅らせるという保護効果も得られる。
運動量の目安:
週に3〜4回ぐらい、 一回あたり最低限30分の運動量。
有酸素運動を含めよう。 要は心拍数を増やすこと。
いかがでしょう?
以前このブログで書いた「ゆる運動 汗ばむ程度に 習慣を」と同様な感じですよね。
あと私個人の記録もここに書き留めておきます。
一昨日、健康診断を受けに行ったのですが、待合室にある液晶画面に運動を促すメッセージが映し出されました。
うろ覚えで書きますが、悪玉コレステロール値が高いことは血液がドロドロであることを意味しており、長い間放っておくと脳にも悪影響を及ぼす可能性があるんだとか・・・
この忠告、私には相当響きました。
でも最近は「やんないよりマシ」の影響で階段の上り下りを毎日してますよ♪
30分の運動量にはほど遠いですが、でも「やんないよりマシ」。
TEDに大感謝です♪